川鶴 炙りいりこ酒 カップ [変わった酒:17+]
製造者 川鶴酒造株式会社
香川県観音寺市本大町836番地
品目 リキュール
原材料名 日本酒(国内製造)、いりこ
アルコール分 13度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
川鶴酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】2333.川鶴 福招く はっぴぃかっぷ
【お酒】2334.川鶴 開運 はっぴぃかっぷ
【お酒】2244.川鶴 極びえ冷酒 300ml
【お酒】2245.川鶴 極びえ冷酒 本醸造 300ml
今日いただくのは、“炙りいりこ酒”。
清酒川鶴に、あらかじめいりこを漬け込んであるのね。
いりこを原料として使用しているが故に、清酒を名乗ることができず、
その結果、リキュール(混成酒)扱いなのですね。
香川県伊吹島で獲れるカタクチイワシを使った“いりこ”。
先日、香川県を徘徊した際に観音寺でいただきましたが、これがものすごくおいしい。
イワシの臭みや苦みゼロで、うまみだけが凝縮されておりましたよ。
しかもそのいりこが、辛口の川鶴燗酒とバッチリ!
ですからこの“川鶴 炙りいりこ酒”も、まちがいなくおいしいことでしょう!
フタの中には、
追加のいりこが入っておりましたよ。
この“川鶴 炙りいりこ酒”、
燗酒、それも熱燗にしないとおいしくないんだってさ。
ということで、今日は熱めの燗でいただきます。
説明書きのとおり、お酒の色は黄金色。
香りはなし。
熱くて口を付けづらいせいか、うまみはやや濃いめなのか、あるいはやや淡めなのかわかりにくい。
でも、米のうまみがしっかりしていて、酒臭さや熟成感はないことはよくわかる。
雑味はなく、酸味も感じず。
しかもかなり辛口で、かつキレが良くてキリッと引き締まっておりますね。
いりこの風味は、出汁のように感じることはなく、むしろそれほど強くはないみたい。
それでもふんわりと感じます。
もちろん、魚臭さや苦みはゼロ!
両者の相性は、もちろんバッチリ!
いりこの風味ほんのりで、キリッと引き締まった辛口のおいしいリキュールでした。
いりこの風味が売りなのでしょうけれど、酒自体ももちろんうまい!
しかも酒もいりこも、双方とも風味が穏やか。
穏やかなものどうしがうまく調和した、おいしい味わいでした。
ただし、冷めるにつれて、苦みがちょっとだけ出て来るみたいでした。
熱いうちにズズズーッと飲み切ってしまった方が宜しいと感じました。