[お酒]2279.吉乃川 新米仕込み新酒 純米 300ml [15.新潟県の酒:183+]
製造者 吉乃川株式会社
新潟県長岡市摂田屋4丁目8番12号
品目 日本酒
内容量 300ml
原材料名 米(新潟県産)、米こうじ(新潟県産米)
精米歩合 65%
アルコール分 15度
(以上、ラベルより転記)
三連休の中日だった昨日。
御徒町駅(東京都台東区)の近くにある百貨店(スーパー?)“吉池”の酒コーナーを物色していた際に見つけました。
地下2階にある酒コーナーは、新潟県産酒の取り揃えがかなり充実。
創業者が新潟出身だからなのかな?
カップ酒や一合瓶の取り揃えもなかなかのもので、旧ブログではたびたびお世話になりました。
この日は、吉乃川さんの蔵の人が来ており、試飲販売をしていらっしゃいました。
陳列されていたのは一升瓶と四合瓶とがメインでしたが、よくよく物色してみると、それらの背後に置かれていたこの300ml瓶を見つけてGET!。
試飲もさせていただきましたが、そのお味は・・・・、
おっとそれは、この後のお楽しみ。
新潟県長岡市に蔵を構える吉乃川さん。
蔵元にしては珍しく、
“YOSHINOGAWA”と濁るのです。
その吉乃川さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】33.吉乃川 おけさカップ
【お酒】125.吉乃川 越後カップ200
【お酒】215.芳醇 吉乃川 300ml
【お酒】451.極上吉乃川 特別純米 300ml
【お酒】466.極上吉乃川 吟醸 300ml
【お酒】527.吉乃川 北陸新幹線E7系カップ 純米酒
【お酒】647.吉乃川 冷や生 300ml
【お酒】1461.吉乃川 特別純米酒 ひやおろし アルミ缶
【お酒】1557.吉乃川 春ふわり 本醸造酒
【お酒】1993.吉乃川 純米 雪中貯蔵[生詰] カップ
【お酒】2147.吉乃川 厳選辛口 アルミ缶
今日いただくこのお酒は、
“純米新酒”だってさ。
蔵の人に伺ったところ、
「今年採れた新米を使って造った、熟成させていないお酒」なんだってさ。
品質表示はこちら。
お米は新潟県産のみを使用。
これこそ正真正銘の新潟の地酒ですね。
飲み頃温度は、10℃~15℃だってさ。
冷蔵庫には入れないほうがよいみたい。
それではいただきましょう。
まずは冷暗所にて保管したものをひや(常温)いただきましょう。
お酒の色は、無色透明でした。
香りはなし。
うまみはやや淡めだが、しっかり。
淡めながらも米のうまみしっかりで、厚みというよりも舌を突くようなうまみ。
吟醸酒のような苦みが少しあります。
熟成感はなし、酒臭さもなし。
キレはよいですね。
酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの鋭さを感じます。
スーかすか、ピリはなし。
甘みはひかえめ。
一応わかるものの、かなり弱めです。
やや淡麗でちょい苦ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。
やや淡めながらも米のうまみしっかりで、飲み応えがありました。
新酒とのことでしたが、フレッシュ感はわかりませんでした。火入れを2回しているのかな?
キレよくさらりとして飲みやすく、かつ辛口でキリッと引き締まっておりました。
これはうまいね。
かなりうまいんじゃないの?
例えるならば、菊正宗みたいな味わいだと感じました。
次に、燗で試してみましたよ。
燗にすると、酒臭い香りをかすかに感じました。
でもそれは香りだけで、うまみは米のうまみそのもの、それにうまみ自体に厚みを少し感じられるようになりました。
苦みは引くものの、逆に酸味ははっきりで、やや強めで鋭くなりました。
でも酸味には、深みも少し伴う模様。
甘みはそのまま。
燗にすると、ちょい濃醇ですっぱちょい深旨辛口のおさけになりました。
酸味が立つので、ひや(常温)ほど飲みやすくはない。
でも酸味の深みが出て、飲み応えは燗のほうがありました。
これはこれでいけるでしょう。
合わせるつまみ次第では、むしろ燗のほうがよい場合もあるかも。
焼き魚とか、煮魚とか。
その吉乃川新米仕込み新酒と合わせた今日のエサはこちら。
そろそろわさびを使い切りたかったので、
ねぎ、きゅうり、ちくわと合わせました。
残り全部を絞り切ったら、15cmほどになりました。
そのわさびに、オリーブオイル、煮切りみりん、煮切り酢、顆粒こんぶだし、塩を合わせて、
ドレッシングを作って、ねぎ、きゅうり、ちくわを和えて。
わさびサラダ。
辛みゼロ!
わさびの爽やかさだけが残る、不思議な味なのでした。
タンタンさんのブログを見て、がんもどきを食べたかったのですが、
近所にある岡田財閥のスーパーには、でっかいのしか売っておりませんでしたよ。
そのがんもどきに合わせたのは、
鶏ひき肉、しょうが、キャベツ。
鶏ひき肉としょうが(みじん切り)とをごま油で炒めて、
火が通ったら、
だし汁、淡口しょうゆ、みりん、酒を投入し、
4分割したがんもどきを入れ、
キャベツを入れて蓋をして、
弱火で10分ほど煮て、
溶き卵でとじて、
がんもどきの卵とじ。
がんもどきに味が沁みておいしい!
鶏のうまみ、キャベツのうまみ、卵のうまみ!
キャベツもおいしい。
ごちそうさまでした。
今更乍ら^^;Aアセアセ 吉野川って長岡だったのですね(゚ω゚)
会社で一番値段が高い工作機械は同じく長岡産です。
一週間研修に行きましたが、お土産で買って来れば佳かった(-_-)
その会社の工作機械を初めて買ったのは36年前でしたが
その時技術者がお祝いに持って来たのは越乃寒梅でした(^o^)
by kontenten (2024-11-05 16:38)
自家製の山葵ドレッシング、かなり凝っていますね。
by ヨッシーパパ (2024-11-05 21:03)
kontentenさん、吉乃川は新潟県産酒の中では比較的入手しやすいと思います。
36年前といえばおそらく越乃寒梅ブームのただ中でしたでしょうから、さもありなんでしょう。
by skekhtehuacso (2024-11-05 21:28)
ヨッシーパパさん、わさびはなぜか不思議なことにオリーブオイルと合わせると辛みが飛んでしまって爽やかさだけが残るのです。
その爽やかさがおいしいと思います。
by skekhtehuacso (2024-11-05 21:30)