【お酒】2277.梅錦 上撰栄冠 カップ [38.愛媛県の酒:30+]
製造者 梅錦山川株式会社
愛媛県四国中央市金田町金川14
品目 日本酒
アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量 180ml
保存方法 冷暗所で保存して下さい。
(以上、ラベルより転記)
四国中央市は、愛媛県最東端の市町村。
そこに蔵を置く梅錦山川さんの“梅錦”をいただきます。
梅錦山川さんのお酒は、昨日までに以下の物をいただいております。
【お酒】769.梅錦 媛 栄照カップ
【お酒】770.梅錦 上撰 栄冠カップ
【お酒】781.梅錦 純米大吟醸 カップ
【お酒】2252.梅錦 純米吟醸原酒 酒一筋 180ml
【お酒】2276.梅錦 佳撰栄照 カップ
今日いただくのは、“上撰栄冠”なるカップ酒。
上撰クラスですから、きっとかつての級別制度下における一級酒相当のお酒でしょう。
品質表示は、佳撰栄照カップと同じでした。
それではいただきます。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し着いていることがわかる程度。
佳撰栄照カップと同じですね。
上立ち香は佳撰栄照より弱め。
酒臭さ(ほめ言葉:以下同じ)もアルコール香も、かすかに感じる程度。
うまみはやや濃いめ。
酒臭さが最初に来て、米のうまみが弱めながらも続くよう。
苦みがあって、最初は弱いものの、冷めるにつれて目立ってまいりました。
キレはよいほうだと思いますが、透明感はそれほどでもないみたいです。
酸味はひかえめ。
すっぱさはほぼなし。
スーはかすか、ピリはなし。
甘みはややひかえめ?
一応わかるものの、厚みはそれほど感じませんでした。
やや濃醇でちょい苦やや辛口のお酒でした。
味の基本は佳撰栄照カップと同じく酒臭さ。
一方で佳撰栄照カップほどアルコール香がなく、透明感もなく、スーも弱かった。
それに甘みに関しても、こちらは弱めでした。
また冷めるにつれて、苦みが目立ってまいりました。
これって要するに、造りは佳撰栄照カップと同じであるものの、こちらのほうがアル添量と加水量とが少ないのでは?
甘みに関しても、アル添量が少なければ、アルコールの一種であるグリセリンが減って甘みが抑えられるのかな?
それ故か、こちらの方が酒臭さや苦みが前に出て、いささか飲みにくさを感じるかもしれません。
ワタクシといたしましては、キレが良くて軽さを感じることができた佳撰栄照カップのほうが好みでした。
でも、このカップ酒をいただくのは、ラベル変更前に続いて2回目。
味の基本は知っていたので、合うであろうつまみを用意することができました。
用意したのは、スーパーで買ってきた焼売。
上撰栄冠カップのしっかりした味わいは、豚の脂と渡り合えるものでした。
酒くさコメント 0