【お酒】2274.彩華 大吟醸 生貯蔵酒 180ml(百花斉放 百家争鳴) [23.愛知県の酒:31+]
製造者 中埜酒造株式会社
愛知県半田市東本町2丁目24番地
品目 日本酒 大吟醸 生貯蔵酒
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
原料米 吟風100%
精米歩合50%
アルコール分13度
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)
江戸時代後期、灘に次いで江戸への出荷量第二位を誇り、いわば灘の生一本とともに江戸でお酒の55年体制を築き上げた、尾張の中国酒。
その中国酒の製造において、盛田家(小鈴谷村:現常滑市)とともに双璧をなしたのが、尾州半田の中野(中埜)家。
その中埜酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】651.國盛 辛口 カップ
【お酒】688.國盛 上撰 御神酒 180ml
【お酒】884.國盛 大吟醸にごり酒 300ml
【お酒】1450.國盛 大吟醸 大名古屋 カップ
國盛 どぶろく 純米造り 微発泡 300ml
【お酒】2269.國盛 純米吟醸 半田郷 酵母1801 アルミ缶
【お酒】2279.國盛 にごり酒 カップ
今日いただくこのお酒は、“彩華(さいか)”なるアル添大吟醸の生貯蔵酒。
品質表示はこちら。
アル添酒なのに度数が13度台と低めということは、やはり口当たりの良さを狙った淡麗なお酒なのでしょうか?
いただいてみましょう。
大吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ほぼ無色透明でした。
上立ち香はなし。
含むとフレッシュな風味を少し感じます。
うまみは淡めです。
淡めでも、米のうまみに厚みを少し感じます。
苦みがあって、少し強めで鋭さを感じます。
酒臭さはなく、熟成感もなし。
キレはよいですね。
さんみはややひかえめ。
すっぱさは鋭さを感じはするものの、弱め。
スーかすか、ピリはなし。
甘みはひかえめ。
含んでいるときはわからないものの、のどを通ったのち、かすかに後味でわかる程度です。
ちょい爽快の淡麗ちょい苦スッキリ辛口のお酒でした。
生貯らしいフレッシュな風味はありましたが、穏やかでしつこさを感じませんでした。
淡めですが、米のうまみも一応はっきりしておりました。
苦みが少し目立つようでしたが、突出してはおらず、合わせるつまみ次第で良さへと変わる可能性はあると思います。
まあでも、言うなれば、「特徴のないのが特徴。」(私鉄全百科(小学館コロタン文庫)における松本電鉄モハ10形の評価より)
“凡庸”と評すべきか、それとも“無事是名馬”か?
★☆百花斉放 百家争鳴★☆
おいおい!
大変だ大変だ!
青春18きっぷが大改悪だ!
JRグループ全線で普通列車(快速を含む)を一日乗り放題できる切符として、毎年春・夏・冬に発売されて来た青春18きっぷ。
これまでは、一券片(2024年夏は12,050円)を買えば、各シーズンの有効期限内の任意の日に5回(5日分)利用できたのでした。
それ故、2日間~5日間を連続で使用することももちろん、間隔を空けて1日ずつ任意の日に使用することも可能だったのでした。
また、同一日であれば一券片を複数人で(2人なら2回分)使用することもできました。
ところがところが、
JR東日本のプレスリリースによれば、
2024年冬季シーズンからは、以下のように変更されるとのこと。
(1)自動改札(磁気券対応のもの)を通過できる。
(2)連続する3日間分(10,000円)と、連続する5日分(12,050円)との二種類を発売する。
(3)一券片は、一人しか使用できない(複数人では使用できない)
穿った見方かもしれませんけれど、
(2)(3)の発売方法にしたのは、おそらく、
(1)の目的を達するためではないのか?
これまでの青春18きっぷは有人改札を通過する方式でしたが、
大都市の駅ならばともかく、地方における乗り換え駅では、一か所しかない有人改札に青春18きっぷ利用者が列をなして混雑する例は少なからずございました。
宇都宮駅とか、高崎駅とか、新白河駅とか。
それ故に、改札業務が困難となり、不正利用を見逃すこともあったのではないかと推察いたします。
あるいは無人駅から乗車し、有人改札で精算を要する乗客の便益を考えたのかもしれません。
それらを解消するためには、青春18きっぷで自動改札を利用できるようにする必要があり、またそのためには券片に利用可能日に関する情報を電磁的に記録させる必要があることから、システム上、有効期間を連続日とせざるを得なかったのではないでしょうか?
また、もう一つ、これまでと異なる点がございます。
これは、JR東日本プレスリリースに掲載されていた券片の見本に、私が赤字で追記したものです。
これを見ると、券片に有効期間が記載されています。
ということは、購入時に使用する期間をあらかじめ決めておかなければならないということでしょう。
これまでのように、とりあえず買っておいて有効期間中の任意の日に使用を開始することはできないのでしょう。
青春18きっぷは当初は、“青春18 のびのびきっぷ”という名前だったんだけれど、今回の改悪でもうのびのびと使用することは出来なくなってしまったように思うのって、オイラだけ?
世の中は、貧乏人には住みにくいところになりつつあるという実感はございましたけれど、
その傾向が、貧乏人でも楽しく使えた旅行手段にまで波及するとはね。
世知辛い世の中になったもんだ。
夏は諦めたので、冬にでもと思っていたのですが、これで、買うことはなくなりました。
by newton (2024-10-25 15:12)
newtonさん、このブログでの徘徊は、青春18きっぷに頼るところがこれまで少なからずございました。
それ故、以後、今までどおりの更新を維持できるか難しいところでございます。
by skekhtehuacso (2024-10-25 20:56)
こんばんは。
青春18きっぷは、定年後または早期退職後に全力で使いたかったですが、
今回の改定でささやかな楽しみが薄れてしまいました…
外国人優遇のジャパンレールパスがそのままなのは納得いかないので、
ジャパンレールパスを青春18きっぷの期間で
日本人にも利用させてほしいと、JRへ意見しました。
by ライス (2024-10-25 23:38)
ライスさん、ジャパンレールパスが日本人向けに販売されていないのは不公平というか、逆差別ですね。
青春18きっぷで自動改札通過可能にするならば、かつてのように一枚ずつバラしてつかえる(5枚セットで販売する)ようにすればいいのにと思っちゃいますわ。
それか、3連続と5連続とだけではなくて、多少割高でも1日分からバラ売りしたっていいくらい。
by skekhtehuacso (2024-10-27 19:13)